産業展示会で思うこと

自動車分野は現地の合弁化や技術供与、新幹線の虎の子技術は川崎の輸出で、強みを持っていかれた。

そんな窮地に立って「じゃあこれまでにない新たな付加価値を作ろう」といろいろな業界が躍起になっている。どれもがプロダクトアウトで突き詰めようとしているように見えてならない。産業展示会に参加すると毎回感じる。技術のPRや販路拡大の場ではあるが、いかんせん、国富増大に資するものは以前に比べ見当たらない気がする。

ユーザーが求めていないことを広告代理店等を駆使して「買わせる」のは小手先の商売で雇用を抱える製造業が辿る道じゃない。

リーンスタートアップ的な志向でさっさと上市しちゃわないと権威主義国に追い付けない。

BYD ATTO3

内外装とも一見してかなりの完成度。bz4xに比べ安く、ほぼ同じような航続距離。そしてシンプルで好感度の高い外装と内装は高級感はないが緻密でお洒落な雰囲気。これは脅威。気張ったレクサスよりカッコいい。

車室空間+付加価値

将来の自動運転を見越したものかと思うが、「快適な車室空間の実現」のためにハードで凝り固めたショーモデルがいつも展示されている。もう展示して満足している場合ではないと思う。

タイヤ+付加価値

エアレスタイヤはこれまでなかったもの。それを目の当たりにさせることはブランド力向上にもかなりの効果がある。日本のコンセプトモデルが履いているこの海外メーカーは、この分野のパイオニアになるんだろうか…。