DIYの神様??

オヤジ

私のオヤジは元内装職人である。

家の内装(壁紙)はまるごと一軒すべて自前で貼っている。昔話になるが、街にある公共・商業施設の内装も(下請けで)結構携わったと聞いたことがある。

そんな職人だから「貼る」行為が得意で、ある日、家に帰るとリビングの壁紙が変わって雰囲気がガラッと変わっていたり、システムキッチンや家具の色が急に変わったり、玄関を装飾するガラスがいきなりステンドグラス風になったり等、何もかもイメチェンしてしまう。じっとしていることができないので暇があれば何かいじっている。母親もあきれ返っているが、レザー製椅子の革替えなんかも楽勝にしてしまうのでいろいろと器用で助かるところもある。スマホケースも自作している。

そんななので車もフロアマットを自作する等いじることがあるが、なぜか車に関しては雑でセンスがない。母親の軽自動車の色褪せたボンネットとルーフも最近、ムラありまくりの自家塗装の餌食となった。

自作ウッド風ステアリング

「タイヤが減ってるから注文してくれ」というので、実家でオヤジの車を見たら、ステアリングに目が留まった。

この車はレザーステアリングだったはず。

ウッドステアリングに交換したのか!?好むわけもないハンドルカバーでもつけたのか!?と思ったら、単純明快、テープが巻いてあった。

10万キロオーバー、雑にステアリングを回すからステアリングが擦り切れていたのは知っていた。

下地が出てしまって質感が落ち、ザラザラして触り心地が悪く、私も乗るときはいつも気になっていた。おそらく親子だから同じ感覚だったと思う。だから、我慢ならずに巻いたのだろう。人と同じことが嫌いな天の邪鬼だから、こうやって自分で対処したのだろう。

最初見たときは「ウソだろ」と思ったけれど、近くで見るとまぁそんなに悪くないかもしれない。

ハンドルカバーのように外径は変わらないし、直射日光で熱くもならない。痛んでもまた貼ればいいので補修も簡単だろう。

細かいところは雑だが、ここまで仕上げるにも結構大変だったと思う。

カップホルダーの絨毯

ピッタリにカットして敷いていた。

いまいち敷く意味が分からないが、ただの暇つぶしだろう。

オヤジは後のこと(リセール)は気にしないので、多分、今後もやりたい放題が続くだろう。