大きな小便器

エコ、エコ・エコ。
エコという名の経費削減、原材料高、サプライチェーン効率化のため小さく単純な製品が増えている。
男性が一日に何度もお世話になる小便器もそう。
最近ものすごく小さくなり身体を覆うような左右のアオリがないものがある。
股間を隠そうと便器に近づけば服が便器に触れて汚れるから、そんなことはできない。
隣に立つ排尿者の股間が見えるのはお構いなしで、正直そんな設計をしたメーカーが憎いと思う。
まぁとはいえ、外国でも見かけたことがあるし、本来隠すものでもないのかもしれない。
通勤でお世話になる駅は古く、トイレがリニューアルされることもなく今に至っている。
だからか、ものすごく大きな小便器が設置されている。
週末のショッピングモールの感覚でその駅のトイレに立ち寄ると、大きな小便器が私を圧倒する。

若者は動画に傾倒するだけで勉強しない。勉強できる優秀な若者はインテリジェンスをものづくりには活かさなくなった。
通貨も文化も技術力も教養も総じて国力が低下する一途の今の日本。
一世代、二世代前の平成・昭和の時代が良い時代だったと感じる人が多いらしいが、便器もそうだ。
昔の便器の方が大きく豊かさに溢れ、股間を隠すことができる優れた機能を持っている。