久しぶりの車いじり(ホーン交換/HELLA RED TWIN TONE HORN/LA150s)
愛機3シリーズは既に完成形となり、不満がないために手を入れるところがない。
でも、そろそろ(油脂類の交換以外の)「車いじり」がしたい。
そこで、アフターコロナの遠出ドライブを見越し、足車である軽自動車の「ホーン」を交換することにした。
「ビーーー」と無機質に吹鳴する軽自動車らしい音色を捨て、豊かな和音を奏でることにより普通車への歩みをひとつ進める…
まぁ、ホーンなんて余程鳴らさないんだけどね。

交換する軽自動車はバンパーを外さないと作業ができないので、まず、フロントバンパーを外す。

そして、バンパーがおもちゃのように軽い。


バンパーの余白でデザインが多少豊かになっているだけ。
ものすごく切り詰められている。

せっかくなので平編線でアースを増やしてもいいかと思ったけど、時間がないのでやめた。
純正ホーンは1つで、プラスのみ配線されていた(マイナスはボディアース)。
対して交換するホーンは高音・低音の2つ、配線もプラス・マイナスの両方が必要なので、ちょっと面倒な配線工事が必要だった。

安いエーモンの非防水リレーに手持ちのコーキング材をまぶし、防水対応とした。
作業を始めたのは午後三時。冬の太陽は既に傾き、外気温は3度、寒空の中の作業で指先がだんだん動かなくなる。つらい。
冷え切ったコルゲートチューブは固くて、配線がなかなか収まらない。目の前にはフロントバンパーが外れた車がある。発狂しそうになりながら、感覚が乏しい指先を気合でコントロールし、なんとか2m分をやり遂げ、これだけでものすごい達成感を感じた。
自己融着テープも苦労しながら巻いていく。エンジンルーム内の作業なので、しっかりと絶縁・耐熱・耐衝撃に配慮しながら配線作業を行っていく。
熱収縮チューブとはんだ付けも大活躍。

(写真は右側;バンパー取付後、エンジンルーム内から視認)

ヘッドライト下に収められた赤いホーン

左右ともにステーを使わずに取り付けたため、ホーンの後ろ側がタイヤハウスカバーと軽く接触
多少は音色に影響するかもしれないが、気にしない。
数回テスト吹聴を実施して、正常動作を確認。いい音色だ。
フロントバンパー下部一か所から音が出る純正とは違い、左右両端目いっぱい、両ヘッドライト付近からドッカンと発する音色はまさにステレオサウンドだ。
軽自動車に似合わないミュージックが街に響く。
寒い中、頑張った苦労が報われる瞬間だ。
作業には確信があるが、混じるのはほんの少しの不安。動作確認にあたっては、何かが起きたときの対処方針も含めて綿密に想定してから行う。上手くいくか失敗するか。運転席に乗り込み、イグニッションを回わす。この瞬間のドキドキが、業者任せにしないクルマいじりの醍醐味だと思う。
「ビーーー」「ピーーー」から豊かな和音に変わるだけで、走りが退屈で周囲になめられがちな軽自動車のドライブが更に楽しくなり、余裕をもった運転ができるようになる。そして、軽自動車の稼働率が高くなれば、自ずと3シリーズの眠りにつく頻度が高くなり、経費削減につながる。
そう考えることにして、今回のモディファイの費用対効果はものすごく高い、ということにしておきたい。
