キヤノン PowerShot S120 【修理】

「故障」のため捨てられていたデジカメを引き取った。

試しに電源を入れてみると少し鏡筒は出るものの「レンズエラー」と表示が出てすぐに引っ込んでしまい撮影できない。鏡筒が出た瞬間に色々な方向に力を与えてみると撮影まで進めたりした。

よく観察してみると鏡筒が斜めに出てきているようで、液晶モニタも筐体から微妙にズレていたりした。おそらく落下させてしまったようだ。

どうせ捨てられる運命と、レンズ鏡筒を曲がっている方向と逆方向に結構な力で何度かグッと押してやったら、曲がりが矯正され、撮影できるようになった。

しかし、出てくる絵が暗い。露出補正が「-3.0EV」になっていて調整しようとするも、コントロールダイヤルが硬くて片手で全く回せない。両手を使いなんとか回してみても接触が悪いみたいで、「-3.0EV」から変更できない。

3台目のサブカメラとして迎えるため、ダメ元で修理してみることにした。

左:リコーX1(Ref) 右:キヤノン PowerShot S120

これまで酷使されてきたので塗装が盛大に剥がれみっともない外装。

おまけに剥がれたところはザラザラで、手に取ると感触が悪い。

修理

分解して外装を取り外す。

裏面のコントロールダイヤルには、WD-40を吹っかけてみた。

外れた外装

研磨

このまま塗装してもきれいにならないので、80番、400番…と表面を整える。

見てくれはひどいが触り心地はツルツル、表面は整った。

塗装

つや消しブラックで色を入れる。非常にキレイに仕上がった。

復元

元に戻して、恐る恐る電源をON!

無事に動いてくれた。

きれいなボディに仕上がったが、スプレー塗装なので耐久性は推して知るべしといったところ。

コントロールダイヤルは片手では回せないままだけど、両手で回せば反応するようになった。

基本的に眠たい画質だけど、1/1.7型センサー・F1.8レンズなので条件が良ければキレイに撮れる。

リコーCX1, PowerShot G9Xが所属するサブカメラ部隊に無事に入隊となった。