【E90】インジェクター故障(2E33)
欧州車は日本における短距離走行の繰り返しでは不具合発生率が高くなる傾向があると言われている。
特にオイル下がりの持病を持つ私のE90は、街乗り低回転走行が多いとエンジンの回転が如実にガサツになってぐずりだす。その後、遠出をしてしっかりと上まで回しながら巡航する時間をとってやると、復路にはアイドリングで微振動さえないくらいのスムーズな回転が戻ってくる。
しっかりと適度に回してやることが快調を維持するためには大事なんだと痛感する。
最近の傾向
このところ、育児時間が始まってからエアコン全開での街乗りしかしないため、どうしてもE90では効率的ではなく、軽自動車の稼働率が高くなっている。

これまで盛夏となれば山・高原に涼みに(走りに)行っていたにも関わらず、ブレーキローターを錆びつかせながらのお留守番が多くなっている。時折動かすときは30分は国道を走るルートを取るものの、エンジンをあまり回すことなく終わる。
久しぶりにエンジンを掛けたら、アイドリングが始まるものの、1気筒失火し、「ドッ・ドッ・ドッ…」という音と振動でビートを刻み、ボディが揺れ、マフラーからも迫力ある音色が出るようになってしまった。
(なかなかこの5気筒版は迫力がある。荒ぶるアイドリング、回すほどに整う回転が昔乗っていた レガシィB4 RSK (BE5/SYMS)を彷彿とさせカッコいい。1気筒失い馬力は明らかに下がっているが、5000回転から6500回転にかけていきなりパンチが出るようになって面白い。ただ絶対的なパワーがないのでこのままでは高速走行ができないこともあり修理する必要がある。)
これまでスパークプラグやイグニッションコイルの不調で何度か失火したことがあり、「またか」と思いつつOBD経由でエラーコードを読み取ってみると、これまでとは違うエラーだった。
エラーコード:2E33
中華製の便利な端末でエラーコードを読み取る。
ドアミラー故障・シートセンサー故障など、抱える持病が露わになると同時に新たなエラーが登場していた。

2E33
どうやら4番シリンダーのインジェクターがおかしいようだ。

原因を模索、修復を試みる。
走行距離も多く別にインジェクターが壊れようが何も不思議ではない。
しかし、何とかして治らないかと検討した結果、以下の仮説のもと対応を取ってみることにした。

応急修理
故障の原因を推察(仮説)
- オイル下がりで元々燃焼がスムーズではない
- 街乗りが多く、更にカーボンが堆積、きれいな燃焼が難しくなった
- 4番シリンダーで異常燃焼が起き、DMEが燃焼ストップ
- インジェクター自体も寿命が近く、正常動作のためのしきい値が小さくなっていた
修理対応案
以下の順で応急修理を目指してみた。
- インジェクターを物理的に叩く
- エラーコード消去 → 失敗(消去して再始動するものの、5気筒で変化なし)
- 5気筒でしばらく走行、エンジンにしっかり熱を入れ、回してからエラーコードを消去、再始動 → 成功(6気筒に戻った)


熱を加えてから再始動すると、6気筒に戻ってくれた。
インジェクター交換は噴射量の補正を行うため、インジェクター固有の調整値をDMEに入力する必要があるためDIYでは無理。部品代も高いのでできれば修理したくない。
しばらくこのまま持ってくれることを祈りつつ、インジェクター・燃焼室清掃に効果のあるPEA配合の添加剤を久しぶりに調達し、ガソリン価格も高騰しているが、適度に動かしてあげようと思う。
