プラグ交換(SJ5 フォレスター)

オヤジから愛車がノッキング気味で調子が悪いとの連絡があった。

購入元のスバルディーラーに相談したものの、走れるなら点検は1か月後と指示されたらしい。

エンジンがガタガタ震えて「いつか路上で止まるんじゃないか」と不安で仕方ないようだった。そこで、実家に向かい試乗してみると、確かにいつもと違った。

発進後、CVTは速やかにハイギヤに移行してバルブオーバーラップを取りながら低速トルクを絞り出し車速を上げていくスタイルのはずが、ゼロ発進してからCVTが働き回転が下がると、車体がガクガクと前後に数秒間震える。エンジンかCVTがおかしいようだ。

その違和感を感じる車速(負荷)と回転域を外すように運転することもできたけど、毎日乗るには気分が悪いので、治しておきたい。

ネットで症状を検索すると、「スバル 船漕ぎ CVT」と、似たような症状がよくヒットした。どうやらCVTの不調がよくあるようだった。CVTだと厄介だ。

とはいえ、立ち止まっていても仕方ないのでできることから対処していくこととした。

オヤジは街乗りと緩い高速道路走行ばかりなので、CVTとエンジンがタルんでいるのかもしれない

そこで、安全な道を爆走することにした。エンジンは上まで負荷を掛けてしっかりまわし、ひたすら低回転にしたがる傾向のCVTについてもマニュアルモードを駆使して加減速のトルクをしっかり与えた。

結果→変化なし

続いては、エンジンの火花チェック。

走行距離=9万キロ、メーカー指定のプラグ交換インターバルまであと1万キロ程度だが、ノッキングではなく失火しているのかもしれないと思い、プラグを交換することにした。

ディーラーに頼んでも工賃は高いし若い整備士の作業に信用がない。久しぶりに面倒な水平対向プラグ交換を実施した。

これまでレガシィB4(BE5)、インプレッサSTI(GDBA/GDBE)のプラグ交換の経験がある。水平対向エンジンはとにかく工具の選択が重要。作業しやすい運転席側から開始。

イグニッションコイルを外すと1気筒プラグホールがオイルまみれだった。

ヘッドカバーガスケットが劣化しているのかもしれない。そして、このためにリークし、不調を起こしている可能性が高い。ひとまず清掃とプラグ交換を進めることとした。

以下、そのプラグホールの様子。

プラグレンチは斜めにしないとプラグホールに入らない。DOHCなのでプラグホールは深く、プラグレンチは単体ですっぽり入ってしまう。先にプラグレンチを入れてからプラグホールの中でエクステンションバーと接続し、ユニバーサルジョイントも使いながらプラグを取り外す。

ここまでは容易だが、困ったのは、プラグがヘッドから外れた後、連結した工具を切り離しながらプラグを取り出すこと。中腰で手探り状態の中、狭い空間で指先に力を込めて、角度や段取りを試行錯誤しながらなんとか工具を切り離し、プラグを取り出すまでに15分くらいかかった。

取付はもっとつらく、手の甲に小傷をつけながら同様に15分以上要した。

結果:症状完治!

試走すると見事に滑らかな走りになった。治った。

ただし、不調の原因はオイル漏れによるリークでの失火だと思うので、いずれ再発する。

オヤジにはその旨も伝え、ひとまず作業終了とした。