燃料計
戯言。
自動車のメーター(燃料計)について昔から感じている違和感がある。
速度計は、実際の速度と概ね10km/h程度の幅で誤差が生じることが車検でも認められているが、特殊なイタ車やバイクでもない限り、停車時は刻まれたゲージのとおり、0km/hをしっかりと示す。
たいして燃料計は、それほど正確さは求められないものなんだろうけれど、満タンにするとゲージの端っこを振り切って、意味不明な表示をするものが国産車を中心に非常に多いと感じている。
デジタル式、や最近の液晶メーターでのグラフィック表示では勝手がまた違うんだろうけど、アナログメーターで下に示すようなものは、私はどうも受け入れることができない。




残量は、「F(=FULL)~E(=Empty)」または、「1~(1/2)~0」で表示されることがほとんどだと思う。
Fを容易く超えたりE以下になるというのは本質的にあり得ない。
Fを超えるということは、燃料タンクから燃料が溢れ、給油口までカツカツに入っていることを示すのか?(タンク外はセンシングしていないからあり得ない)
Eを下回るということは……一体どういうことなのか?タンク内が負圧になって燃料を欲しているのか?
細かい日本車は、速度計のゼロ位置はクレームになるので気を配るにもかかわらず、燃料系はこのおおらかさ。私は、ドライバーを舐めているのかと感じてしまう。そんな考えを持つことは偏屈なんだろうが、初めての愛車クレスタ(GX81)に乗っていた頃から、違和感をずっと持っている。
特にトヨタ車なんかは、燃料残量が半分になるまではゆるやかな減り方で、それ以降は加速度的にみるみると減っていくことが多く、満タン時の豊かな心構えを弄び「燃費詐欺」さえ働いている感覚がある。

満タンにすると、ピッタリ。
愛車バカになってしまうけれど、今乗っているBMWは、1を超えることはなく、満タン以上にならない。速度計、回転計、瞬間燃費計もすべてゲージの両端をきっちり守る。そして、減り方も均一だから、信頼できる。
Tier1以下のサプライヤーが製造(設計)を担当しているとしても、このような細かなところから完成車メーカーのクルマやドライバーに対する考え方が分かる気がする。
